作品概要
『HELLSING』(ヘルシング)は、平野耕太による日本の漫画。少年画報社の青年向け漫画雑誌『ヤングキングアワーズ』に27号(1997年5月2日発売)から2008年11月号まで連載されていた。全10巻。
あらすじ
20世紀末。英国では不可解な吸血鬼事件が頻発し、ヘルシング家当主インテグラ率いる王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」は、絶大な力を持つ吸血鬼でありながら吸血鬼を狩るアーカードと、新たに吸血鬼となった婦警セラスを使役し、対処にあたっていた。 しかし、暗躍する謎の敵組織により、ヘルシング機関本部が強襲されるなど多大な被害を受ける。一方、プロテスタントである英国とは犬猿の仲であるヴァチカンおよびその直属「イスカリオテ機関」もまたカトリック教徒が多い英国アイルランド北部での吸血鬼事件に介入し、ヘルシング機関はアーカードに匹敵しうる対化物の切り札アンデルセン神父と戦闘を繰り広げる。 紆余曲折を経てヘルシング機関はイスカリオテ機関と協力関係を持ち、事件の黒幕が南米に逃れたナチス残党による組織「ミレニアム」だと知る。 情報収集のためブラジルへ派遣されたアーカードはミレニアムの構成員や協力者らに襲われるも、逆に彼らの正体が先の大戦末期にヘルシング機関が潰した「少佐」と呼ばれる男の部隊であると知る。すべての準備が整った少佐は英国王室の御前会議に介入して英国に対する宣戦布告を行い、配下の者達に「第二次ゼーレヴェ(あしか)作戦」の開始を宣言する。 一方、その場にいながら少佐に無視されたイスカリオテ機関は、英国とミレニアムを共に潰そうと画策し、英国を再征服(レコンキスタ)するために機関長マクスウェルを最高指揮官とする第九次空中機動十字軍を結成する。 陽動作戦によってアーカードを英国から引き剥がすことに成功したミレニアムは、帝都ロンドンへの奇襲に成功する。さらにヘルシング機関へ強襲をかけ、ほぼ戦力を無効化するが、真の吸血鬼として覚醒したセラスによって強襲部隊は壊滅させられる。その間隙を縫って、イスカリオテ機関は地獄と化したロンドンに侵攻をかけ、ミレニアム、ロンドン市民問わず、殲滅を敢行する。 ミレニアムと十字軍の軍隊が対峙し、ロンドンにおける英国の戦力が事実上インテグラとセラスの2人だけという絶望的状況の中、帰還したアーカードは死の河こと「拘束制御術式 零号」を解放する。アーカードの内にある数百万の亡者達が放出された結果、瞬く間にミレニアムと十字軍の地上部隊は壊滅し、戦況は逆転する。
単行本一覧
| # | 発売日 | ISBN | 価格 | 頁 | レーベル |
|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 1998-11 | 4785918705 | 204 | YKコミックス | |
| 2巻 | 2000-01-15 | 4785919582 | 185 | YKコミックス | |
| 3巻 | 2001-01-15 | 4785920475 | 187 | YKコミックス | |
| 4巻 | 2001-11 | 4785921250 | 200 | YKコミックス | |
| 5巻 | 2003-04-01 | 4785922869 | 200 | YKコミックス | |
| 6巻 | 2003-12-15 | 4785923733 | 185 | YKコミックス | |
| 7巻 | 2005-02-01 | 4785924993 | 181 | YKコミックス | |
| 8巻 | 2006-09 | 478592666X | 206 | YKコミックス | |
| 9巻 | 2007-12 | 9784785928858 | 230 | YKコミックス | |
| 10巻 | 2009-04 | 9784785931315 | 191 | YKコミックス |